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人権教育講演会を開催しました

2021年10月19日 18時11分

    本日、午前中に人権教育講演会を開催しました。講師は、フリーアナウンサーとして活動するだけでなく、みかん一座の座長としてミュージカルや音楽でふるさとを元気にする活動もされている戒田節子さんです。

 本校の放送室から各教室に中継されるだけでなく、保護者の方々にも事前に案内をし、オンラインでの視聴もできるようにしました。

    講演では、「友達と仲よくすること、言葉遣い(言霊)、命は一つ、一度の人生、時間を大切に、地球環境」といったお話をもとに、命の尊さについて語ってくださいました。また、小学校1年生~6年生が書いた詩を、戒田さんは「七色の声」を巧みに操り、朗読してくださいました。テレビで視聴していた子どもたちは驚きと感動のまなざしで、戒田さんのお話に聞き入っていました。クイズやダンスも織り交ぜてくださり、楽しみながら、今後に役立つことみんなで学ぶ機会になりました。

 講演を聞いた後、各学級で振り返りの時間をとりました。

 子どもたちは、それぞれ感じたことや考えたことを集中して書いていました。書きたいことがある!書いておきたい!この気持ちを残しておきたい!そんな気持ちが子どもたちの様子から伝わってきます。まさに、子どもの心に灯がともった、内面に響くお話だったことがわかります。一部、紹介します。

○あいさつは、いつも何気なくしていたけれど、戒田さんの、言葉には魂が宿っている、という話を聞き、今日からとびっきりの笑顔であいさつをします。

○命があるということは奇跡であり、かけがえのない命だということを改めて感じました。

○家に帰ったらお母さんに、「私を産んでくれてありがとう」と心から言いたいです。

○同じ人間なのに肌の色で差別するということは、そのかけがえのない命を傷つけているので、二度と起こらないよう私たちにできることはないか考えたいです。

○地球の命を守ることも大切だと感じました。6つのエコアクションもやってみます。

○命を大切にするということは、時間を大切にするのと同じことだと聞いて、これからはもっと1分1秒を大切にしたいと思いました。

※たくさん紹介したいのですが一部抜粋しました。おうちでの会話の糸口にしていただければと思います。

 戒田様、すばらしい時間をありがとうございました。また、ご視聴してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

 ご家庭で、お子様と講演会の内容について話し合っていただけると幸いです。