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作者の込めた思いは?(6年図画工作科)

2024年7月3日 14時00分

続いて、6年生の図画工作科の鑑賞の授業を詳しく紹介します。

色、形、表情・・・。まずは作品を鑑賞するポイントを確認して、

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いよいよ、今日鑑賞する作品の登場です。何やらしかけがありそうですね。

子どもたちも手伝って登場したのは、

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「おー!」

黒板いっぱいの大きな作品でした。これでも実物よりはずいぶん小さいサイズです。

迫力に圧倒されながら、ぱっと見た印象を伝え合うと「怖い」と感じた人が多かったようです。

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作品の背景を知り、さらにじっくりと鑑賞することにしました。

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タブレットだと、細部を拡大して見たり、気付いたことを書き加えたりすることができます。

修学旅行で行った広島の平和資料館を思い出した人もいました。

一人でじっくり鑑賞したら、

次は、自分が一番話したい部分が同じ人で集まって考えを交流します。

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「これは牛と馬だよね」「叫びよる感じがする」

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「みんなが同じほうを向いています。」「ほんとだ!」「どうしてかな」

「〇〇さんも言ってたけど、同じようにこちら側の人も、逃げ場を探していると思いました。」

「鳥が・・・」「え?鳥?」「あ!」「見えにくいけどいた!」

「鳥がグレーで塗られていて、鳥は平和の象徴だと言われるから、戦争で平和が壊されていることを表してると思います。」

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「ここに花がある・・」「え?」「どこどこ?」「あ!ほんとだ。なんで?」

「この部分が白いので、光だと思います。光がこの花を照らしているから、悲惨な状況の中での希望も表わしていると思いました。」「おー」「なるほど」

友達の意見で作品をもう一度見て、気付かなかったことに気付いたり、

考えがつながって見方が深まったりする場面が続きました。

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「最初はなんとなく怖いとしか思わなかったけど、作者の戦争への思いがいろんなところに込められたいい作品だなあと感じました。」

この一時間で、作品の見方がずいぶん深まったようです。次の作品との出合いが楽しみですね。