人権参観日・引渡し訓練
2025年6月11日 16時46分今日は「いのち・やさしさ・わたしたちにできることについて考える参観日」でした。2時間目に、各学級で、参観授業を公開しました。
1年生 「道徳 かぼちゃのつる」
2年生 「道徳 森のともだち」
3年生 「学級活動 こんなときどうする?」
4年生 「道徳 となりのせき」
5年生 「学級活動 権利の熱気球」
6年生 「道徳 ばかじゃん!」
ゆめ組 「学級活動 季節の飾りを作ろう」
3時間目に、体育館で、人権集会を行いました。講演会の講師として、CIL星空所属・盲導犬ユーザーの浅沼裕子さんと盲導犬ス―さん、ガイドヘルプの方をお迎えしました。
演題は『「見えない」からみえてくること』
浅沼さんは、つぶやきや拍手など子どもたちの素直な反応を感じ取ってくださりながら、話を進めてくださいました。浅沼さんからは、「自分が見えている世界について」「視覚障がいのある方が安心して道路を横断できるように何があればいいか」「全国に先駆けて愛媛県で設置された「エスコートゾーン」」などのお話をしていただきました。
次は、代表児童が参加するコーナーです。浅沼さんに教わりながら、折り紙を折りました。そのあと「目を閉じて」同じ折り方で折っていきます。全集中で、一生懸命折り進めていきました。見えていないと上手くいかないこともありますが、見えていなくてもできることがあります。「見えない」ことから、いろいろなことがみえてきました。
最後は浅沼さんとスーさんの歩行デモンストレーションです。1.5m幅の道の真ん中にカラーコーンを障害物として設置し、そこを歩いていきます。全校児童が見守る中、浅沼さんに声を掛けてもらいながら、浅沼さんを上手にエスコートする盲導犬スーさんの姿に感動しました。
「点字ブロックの上には何も置かないようにしたい。」 「盲導犬のス―さんと浅沼さんの絆がすごい。」など、それぞれの学年に応じて、受け取ったものがあったようです。 浅沼さんのお話は、子どもたちや保護者の皆様への穏やかで温かく真剣な思いに満ちていました。お礼に全校合唱をお届けしました。