すてきなひとこま
2024年5月20日 10時10分週末、湯築っ子のすてきな場面に続けて出合いました。
朝、校門で子どもたちを迎えていると、
「大丈夫」「あとちょっと」
みんなで1年生を気遣いながらゆっくりとやってくる班がいました。
どうやら登校中に転んで、少し膝を擦り、泣いてしまったようです。
まずは傷を洗おうと、水道のところに行くと、
「もう大丈夫やけん」
なんと、また別の班が、同じようにみんなで1年生の足を洗ってあげていました。
そして、さらに、
「これ、使いますか?」
通りかかった上学年の児童が、
自分のばんそうこうを差し出して優しく貼ってくれたのです。
また、昼休みのことです。
植物に水やりをしてくれている委員会の人たち3人が何やらがんばってくれていました。
からまって、ホースが出ないようです。
でも、イライラするでもそれを見過ごすでもなく、
みんなで力を合わせ、落ち着いてきれいに直そうとしているのです。
結局全部出して巻き直したのですが、
「校長先生の握力のおかげできれいになりました」「ありがとうございました!」
と、私にもきちんとお礼を言ってくれました。
こちらは、1年生の体力テストの様子ですが、
「ここまで走れ!」「そうそう!上手」「こう持って投げるんよ」「ここに座ってね」
マンツーマンで6年生がとっても優しく声をかけていました。
校訓のとおり、
湯築っ子の「あたたか」さに、さわやかな気持ちになった週末でした。