今日は、４年生、ゆめ組、６年生の読み聞かせがありました。ゆめ組では、紙芝居「かさこじぞう」を読み聞かせてもらいました。久しぶりに聞きましたが、じいさまとばあさまの優しさで心がほっこりしました。お地蔵様が傘をかぶせてくれたじいさまにお礼を届ける場面では、幕の向こうから鈴の音と歌が段々と近付いてきたり、遠ざかったりして臨場感たっぷりの表現でした。ゆめ組の１年生も最後までしんみりと聞き入り、「じいさまが優しかった」「自分も鈴の音を鳴らしてみたい」と感想を述べていました。昨日の読み聞かせでも思ったのですが、今日のかさこじぞうであれば、「雪がのんのん降る」という表現があり、引き付けられました。現代ではあまり使わなくなったけれど豊かな言葉や表現が、昔話や物語にはたくさん詰まっていますね。「おはなしポケット」のＯＧの皆さんも見守ってくださる中、今日もよい時間でした。

　

　昨日、音楽部では、外部講師の先生お二人から指導を受けることができました。発声の仕方一つとっても、専門的なアドバイスを子どもたちに分かりやすく伝えてくださり、表現がぐんとレベルアップすることを感じました。ふと楽譜を見ると、いただいたアドバイスや表現の工夫がびっしりと書き込まれています。書くことで意識し、それを見ながら歌うことでまた意識する。楽譜はこれまでの練習の跡を残しており、宝物のようだと思いました。あとは体の調子を整えて、全員が出場できることを願うばかりです。

　　

　今日は、４年生が文化体験学習で子規記念博物館の見学に行きました。少し早く到着したので、普段は見ることのできない門が開く瞬間を見ることもできました。門に隠された秘密を知った４年生は、「本当だ！」「知らなかった！」と新しい発見をしていました。

　館内では、正岡子規が過ごした愚陀仏庵を再現した場所で写真を撮ったり、40を超えるペンネームを見て盛り上がったり、短編映画を見て一生懸命メモを取ったりして、あっという間の１時間半でした。「また来たい！」「あと２時間は見ていたい！」と、まだまだ学び足りない様子の４年生でした。

　学校に帰ってからも、いただいたクイズを夢中で解いたり、見学で知ったことを友達とたくさん話したり、正岡子規についてさらに調べてみたり、学びが続いていました。近くにあり、行ったことのある児童も多い子規記念博物館ですが、みんなで行くのは一段と楽しかったようです。

　貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。