現在、音楽部は、12月25日に大阪府池田市で開催されるMBSこども音楽コンクール 西日本優秀演奏発表会に出場するため、合唱曲「マホウツカイの日々」の練習に取り組んでいます。個別懇談をしている今日の放課後も、頑張っていました。歌の中で、「大きなおなべを一日かきまわしていた」という歌詞があるのですが、鍋はどのくらいの大きさで、かき回すのにどのくらいの力がいるのかについて、みんなで想像を膨らませながら表現しています。想像した場面を実際にやってみる児童もいて、その様子が面白くてみんなで笑ってしまいました。曲の解釈や表現の工夫を追究しながら歌い続けていくことには根気もいりますが、それ以上に、歌うことを楽しむ気持ちやみんなで表現する喜びがなければ続かないでしょう。音楽部では、そのような心を大切に指導し、子どもたちも日ごとに表現力を伸ばしています。

　　

　今日の給食は、温かいわかめうどんをいただきました。１年生もよくおかわりをして残食もほとんどなく、おいしい顔がいっぱいでした。放送室では、担当の放送委員や給食委員が自分の役割に責任をもって取り組んでいました。この４日間は、自分たちの教室を中心に清掃します。そのため、高学年の児童が、玄関や階段などの共有スペース、低学年のトイレをきれいにしています。学校全体のことを考えてそのようなことに自主的に取り組めるのも、高学年としての成長の証です。普段の縦割り班清掃での高学年を見習って、１年生がほうきを持って廊下を掃いている姿もなかなか様になっています。入学してから、いろいろなことが上手にできるようになりましたね。

　　

　

今日は、３回目の福祉体験学習を行いました。

今回は、耳の不自由な方の生活やその工夫、そして思いを知る、感じる時間でした。子どもたちは、講師の先生と手話通訳の先生の話をしっかりと聞き、質問をしたり、感想を伝えたりすることができました。また、代表児童の名前を手話や指文字で教えてもらったり、枕の下に敷いて振動することで起きられる目覚まし時計に驚いたり、示された果物を声を出さずに身振りで伝え合ったりして、あっと言う間の楽しい80分間を過ごしました。

３回の福祉体験学習を通して感じた様々な思いや考えが、学校生活や湯築の町で生かされることを目標にして、今後も学びを深めていきたいと思います。笑顔がすてきな講師の先生、息ぴったりの手話通訳の先生、お会いできでよかったです。貴重な学びの時間をありがとうございました。